海外人気ニッポン商品

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「盆栽」はなぜ欧州で“BONSAI”として育てられるのか——高松の松が海を渡れるようになった2020年の解禁

「盆栽」は、翻訳されずにそのまま「BONSAI」として通じる数少ない日本語のひとつだ。海外では園芸や美術工芸の一ジャンルとして愛好家が広がり、いまや日本の産地にとって輸出は細く見るどころか命綱に近い。その輸出の最前線にいるのが、香川県高松市...
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「江戸切子」はなぜ海外の贈り物に選ばれるのか——色ガラスを手で削り、光を立ち上がらせる東京下町のカットグラス

英国で日本のカルチャーを紹介する媒体Japan Nakamaは、いま海外で売れている日本の品として、文房具や抹茶、日本製ジンと並べて「職人がつくる器(うつわ)」を挙げている。小皿や碗だけでなく、食卓を彩るガラス器もこの流れに含まれる。その代...
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「刺し子」はなぜ海外の“繕いもの”として売れ始めたのか——北国の寒さをしのいだ運針が、破れたジーンズの飾りになるまで

破れたジーンズの穴を、白い糸の幾何学模様で“あえて見せて”繕う——ここ数年、欧米の手芸シーンで広がる「visible mending(見せる繕い)」は、日本の刺し子や襤褸(ぼろ)をルーツに持つと語られることが多い。繕いを隠さず装飾に変える発...
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「曲げわっぱ」はなぜフランスの食卓に運ばれるのか——秋田杉が伐れなくなっても手放せない、桜皮でとじる弁当箱

「弁当」がそのまま外来語として通じる国が増えている。パリの書店に弁当のレシピ本が並び、SNSには色鮮やかな詰め方の写真が流れる。その海外の弁当ブームのなかで、木の弁当箱「曲げわっぱ」が静かに存在感を増している。曲げわっぱは、秋田杉を薄く削り...
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「こけし」はなぜ海外のコレクション棚に並ぶのか——東北の湯治みやげが“集める工芸”になるまで

胴と頭だけで、手足のない木の人形。東北の温泉地で子ども向けのみやげとして生まれたこけしが、いま国内外のコレクション棚に並んでいる。青森の津軽から福島の土湯まで、産地ごとの伝統形を追う人もいれば、動物やアニメを模した新型を集める人もいる。Ni...
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「色落ちまで設計する町」——岡山・児島のデニムが世界の高級ブランドに生地を送り出すまで

デニムの本場と聞いてアメリカを思い浮かべる人は多い。だが、その最高級とされる生地の多くは、岡山県倉敷市の児島(こじま)という町で織られている。児島は日本で最初に国産ジーンズが生まれた土地であり、いまは海外の高級ブランドが生地を仕入れる産地と...
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「熊野筆」はなぜ世界のメイク現場で選ばれ続けるのか——化粧筆の6割を握る広島の町と、毛先を切らない仕事

海外の高級コスメ売り場でメイクブラシを裏返すと、made in Japan、それも広島県の小さな町の名にたどり着くことが少なくない。高級化粧筆の世界シェアのおよそ6割を、人口2万人台の熊野町でつくられた筆が占めているとされる。日本製品の海外...
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和包丁はなぜ海外の厨房で選ばれ続けるのか——輸出額は過去最高、国内需要は細るという二つの現実

2021年、台所用刃物の輸出額は約118億4200万円に達した。名古屋税関の集計では前年比28.6%増、2000年の4倍を超える水準で、金額・数量ともに過去最高だった。国内で毎日包丁を握る家庭が減っていく一方、日本の刃物は海外の厨房へ向かっ...
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「抹茶」はなぜ世界中で品薄になったのか——輸出が70年ぶりの高水準に達した2025年と、碾茶が5年待つという事情

ロンドンの街角のカフェで、コーヒーではなく鮮やかな緑の抹茶ラテを注文する光景は、もう珍しいものではなくなった。ここ数年、日本の抹茶は海外で急速に消費量を伸ばし、その勢いは日本国内の生産が追いつかないほどになっている。世界で何が起きているのか...
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海を渡る柚子——高知の村がフランスに配った試食から、トレーダー・ジョーズの棚まで

米国のスーパー、トレーダー・ジョーズの棚に「YUZU KOSHO」の小瓶が並び、欧州の菓子店では柚子のマカロンが売られている。冬の食卓で吸い物や鍋に少し落とすだけの薬味だった日本の柑橘が、海外では棚に置かれる一つの「商品」になりつつある。き...